マナーとは

マナーとは何でしょう。日本人にはとてもゆかりのある言葉だと思います。
ここではマナーについて私の考えを書きたいと思います。

マナーとは思いやりである。

これが私のマナーへの考えです。
しかし、近年、いや昔から、マナーによる排他的な問題があると私は思います。
ここでいう排他的とは自分や自分たち以外のものを無条件に否定することです。

マナーの1つに挨拶があると思います。小学校から口を酸っぱく耳にたこ、いや、イカができるくらい聞いてきたことです。

ここでよくあるのが、「あの人挨拶も出来ていない」というような排他的な事案です。
あいさつをされて気持ちがいい。から、あいさつをされないと気持ちが悪い。に変わってきてはいないでしょうか。

これは、挨拶だけではありません。ごちそうさま、や、箸の持ち方、様々あると思います。
私は、この考え方はもったいないと思っています。人を思いやる気持ちが当たり前になってしまい、思いやりに対して、嬉しい、という気持ちがなくなってきていると思うからです。簡単に言えば、自分を喜ばせる、幸せにするハードルが上がっているのだと思います。

マナーの始まりは、思いやり、だったと私は信じています。
小学校の頃、正門の落ち葉をほうきで綺麗にしている人が、集会で褒められました。その後、多くの人が正門で落ち葉をはわき、朝、落ち葉を綺麗にしていない人が注意されていたのを思い出します。

初めに綺麗にしていた人は、別にそれをルール化したかったんではなく、褒められたかったのでもなく、思いやりで、誰かが気持ちよく正門を気持ちよく歩いて欲しいとやったのかもしれません。真相は分かりませんが。

ここで言いたいことは、マナーは思いやりだということ、ただそれだけです。

特に挨拶なんて、したいからするんです。その人と話したい、気持ちよくなって欲しいから、するんです。挨拶をされない人は、挨拶をされるくらいの人間になれるよう努力すればいい。だから、挨拶されたらうれしい。そんなもんじゃないかと私は思います。

まだまだ日本は排他的な人が多い世の中ですが、少しでも排他的な意見が減り、マナーというか思いやりにあふれた、多様性のある世の中になればいいなと思っています。

今日もお疲れ様でした。

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